例年完売が早い人気おせちは「割烹おせち」「料亭おせち」です。おせちを選ぶにあたり迷うのが、割烹店と料亭は同じお店だと思っている人が多いようなので、その違いを説明しておきます。
割烹店とは、カウンター席やテーブル席がメインで、お寿司屋でよくみかけるように調理場もカウンター越しにあります。
一方、料亭は接客を伴う仲居さんが居て、お座敷で日本料理を召し上がれる高級店が一般的です。料亭は店内の奥に専用の調理場をもっています。
割烹店がカジュアル、料亭がクラシックという位置づけでいいかも。
おせちを選ぶ際の疑問
割烹店と料亭はどちらがおいしいの?
割烹も料亭もおいしい料理を提供する場ですから、料理の美味しさに遜色はありません。
日本料理も多様化しているので、献立や盛付にも各店舗のオリジナルがあります。
老舗料亭や割烹名店を贔屓にされている方は、店名の指名買いが多いです。
失敗しないおせち選び
まず家族の好みと人数で選ぶのがいちばんです。
その次がご予算でしょう。
お値段が安いにこしたことはありませんが、安さだけにこだわれば、それだけ原料や手間ひまもそれだけの料理になります。
2~3人用の中心価格帯は1万5,000円台が相場ですので、この金額をベースにして選ばれるとよいでしょう。